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原爆特集

2020年8月4日(火) 今年は戦後75年。新聞では毎年この時期になると戦争の特集をするが、原爆の特集が記事になっていた。

原爆投下で家族とはぐれた「ススム」くんを救護にあたっていた男性がなついてきたので、家に連れて帰り世話をしていたが、終戦の15日に容体が急変し、「お父ちゃん」「お母ちゃん」と泣き叫びながら息を引き取った。

その男性は墓に「進」の名を記し、遺骨を埋めた。そして、幾度となく遺族を探したが、見つからず、その男性は1970年に亡くなった。その遺志を受け継いだ娘さんが新聞に掲載されると、1975年に神戸市から元軍人が父親だと名乗り出て、「奨」さん3歳と判明した。

その娘さんは墓に遺骨を一部残してもらい、「進」さんの墓で毎朝手を合わせているとのこと。

他に、8月6日の日に次女が生まれ、助産師さんを見送りに玄関を出た時に、原爆が投下され、妻と長女、そして生まれたばかりの次女が家の下敷きになり、必死に助け出そうとしたが、火が迫り、2歳の長女が「お父ちゃんあついよー、火がちたよー ててが焼けるよー」と最後は絶叫して亡くなった。

生まれたばかりの次女は名前が無いまま、生きた証を残したいと平和記念館に名無しのまま登録されている。

「悲しい」「悔しい」「忘れてはいけない」と強く思った。

その日着ていたシビラのワンピースです。葡萄絵画風切替ワンピース黄緑系定番裾長いリブコットン羽織にコーディネートを追加しました。

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2022年7月13日 miekotaro |


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