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2018年12月29日(土)、30日(日)

2018年12月29日(土) 家族で車に乗って横浜に向かう。姪っ子が発病して約1か月後の2016年のゴールデンウィークに、家族とこんな感じで、4人が車に乗って会いに行ったんだなっとしみじみと思い出す。

お兄ちゃんたちは新幹線で向かうとのこと。私が連絡役として、メールでやり取りをしていたが、姪っ子の香典の額を聞かれた。私はその額を伝えると、多すぎると義姉が言っていると。「お祝いごと」ではないので。姪っ子への私の気持ちの額だったが、それはお葬式ではダメなんだと知った。そういうものなんだな。でも、譲れないところもあるので、どちらも譲歩して、同じ額で包むことにした。

横浜には早めにつきそうだったので、サービスエリアで時間をつぶしたりした。姪っ子が葬式会場に向かう時間の少し前に到着しようと思っていた。予定通り、妹の家に行ったら、葬儀屋さんが早めに来て、ちょうど出たところだった。早く息子に姪っ子を会わせたかったけど、仕方ない。

妹の家で着替えてから、駅前の葬儀会場に向かう。葬儀会場に看板が立てられており、悲しくなる。やっぱり現実なんだ。息子と連れ合い(夫)が姪っ子に対面できた。

姪っ子の遺影は、ディスニーランドに行った写真だった。

妹に頼まれ、100均へ。写真を貼るための磁石や写真をみんなに見てもらうためのミニアルバムを買いに行く。会場には姪っ子が今まで撮った写真を飾った。特に印象だったのは、夏休みの宿題として作った写真日記。ほんの少しは我が家の滞在のものもあったが、大半が、毎年行っていたアメリカ旅行。ディズニーと大リーグと大自然の写真日記。姪っ子は本当に大好きだった。私がこの前の18歳の誕生日にプレゼントしたレッドソックスのベニンテンディ選手のTシャツを飾ってくれた。

会場は祭壇だけで、あとは姪っ子の思い出の品や写真に囲まれていた。お坊さんは無し。ずっと姪っ子が大好きなディズニーソングが流れ、姪っ子に会いに本当にたくさんの方がいっぱい来てくれて、たくさんお話をしてくれた。普通、こういう場所は、ご年配の方が多いが、今回は、若い子たちメインである。みんなそれぞれ何かを感じているだろう。

だんだん時間が過ぎ、いっぱいいっぱいいたのが、夜遅くなると、親族だけになった。テレビが会場にあったので、接続の設定をして、いとこたちなどでゲーム大会になる。にぎやかになってよかった。私たち家族は、妹家族の家で泊まることになったが、娘も息子もそのまま残ることにして、夫婦のみで妹の家で過ごす。

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2018年12月30日(日) 会場に到着すると、パイプ椅子で寝ている息子たち。昨日はほとんどゲームで過ごしたみたい。

今日もたくさんの人が、来てくれた。

姪っ子が大ファンのOh!MOMONGA(オーモモンガ)が歌ってくれた。5月31日に活動休止してたのに、姪っ子のために来てくれたのだ。初めて聴いたが、姪っ子らしい優しい歌であった。この歌を聞いて、勇気づけられて、姪っ子は病と闘ってたんだ。

5月に姪っ子に会ったとき、今何かしたいことがあるのって聞いたら、Oh!MOMONGA(オーモモンガ)の活動休止前のラストライブが下北沢で5月20日にあるので、行きたいと言っていた。その時、初めてOh!MOMONGA(オーモモンガ)の存在を知った。行けるかどうかわからないけど、それで自分の体調が悪くなっても構わないと言うほどだった。私はその日は川崎で一番大好きなCAMELのライブの日本最終公演があり、姪っ子は下北沢まで妹が同行してくれて、無事に行けたのだった。見れて良かったなって。

みんなとお棺にたくさんの花をいっぱい入れた。もう刻々と時間が過ぎていたのだ。時間は止まってくれない。

親族と大親友1人を乗せて、マイクロバスで向かう。私には長い長い殺風景な道のりだった。

火葬場に着き、何かあっさり荼毘に。あまりにもあっさりで拍子抜けした。同じように焼かれていく人の遺影が置かれているがみんな大往生の人たちばかり。何で。何で。何でなの。やっぱりおかしいよね。

待っている間に仕出し弁当を食べた。すごく豪華だった。妹のダンナさんが帰りの運転があるのでビールが飲めない。そこで、急遽、運転初心者の娘が運転することにした。今はすぐにネットで1日保険など入れるんだね。ビックリした。そして、妹たちとビールを飲む。妹がしきりにこんなことになるなら、止められていたブルーチーズなど食べさせてやりたかったと。。姪っ子はチーズが大好きなのに、カビの入ったチーズ系は食べれなかったのだ。

そして、呼ばれて、またあっさりと骨だけになった姪っ子。みんなで拾い上げて骨壺に入れる。妹は許可を得て、一部の骨を娘と、息子と、大親友に持って帰るように言ってくれた。娘と息子は一生大切にしないといけない。それが義務だ。

いとこたちは小さいころから一緒で、本当に「きょうだい」みたいだ。

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病気が治ったら、またカンクンに行こうとおもったのに。

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まだ18歳なんだよ。

病気が発覚したときに、7、8割は助かるっとちゃうかったの。何で、CAR-T受けれないのよ。

18歳しか、なってないんだよ。

お悔やみの言葉に、「安らかにお眠りください。」とよく使われるけど、姪っ子には全く思わないね。天国があるなら、安らかに眠らずに、生きて生きて生き抜いてほしい。


夕方、お兄ちゃん家族は新幹線で大阪へ。連れ合い(夫)は仕事で、息子は部活のカウントダウンライブがあるので、連れ合いの運転で帰っていった。娘は無事に運転して、妹家族の家まで帰った。私と娘は1月3日までしばらく滞在する。

フォーマル用黒ワンピースセット黒厚手ダウン裏地レッドロングコートにコーディネートを追加しました。

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2020年5月21日 miekotaro |


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