緊張したい!!!
2016年6月28日(火) 今日から漫才コンテストのM-1グランプリの受け付け開始が始まった。実を言うと、私は出場したいのだ!
なぜなら、『緊張したい』!!!からだ。
もうこれだけ年を重ねると、いろんな経験もし過ぎて、緊張することがほとんどない。唯一、大緊張するのは、マラソンを走る前だったが、もう30回近くフルマラソンを走ったら、さすがに今は小緊張どまり。
仕事で面接するときや、学生の就活の話を聞くたびに、みんなすごく緊張していて、すごくもったいないなって思う。せっかく書類選考をパスして、面接までいったら、内定まであともうひと踏ん張りなのだ。それが緊張して、せっかくの自分のアピールができない。こんなもったいないことってあるのか???
私は面接の際は、俄然やる気になる。書類選考パスするなんてなんてラッキー!だからこんなチャンスを活かさないと思う。
数年前に会社を辞めようと思い、「2年間社会人の経験があり」ということで、ある大手の面接を受けた。書類選考パスし、面接会場に来て、唖然とした。みんな私より一回り以上若く、黒の上下のスーツに黒のパンプスに髪の毛が長い人は一つにキュッと束ねていた。私はシビラのグリーンのジャケットにスカート。当然、会場で目立ってしまっていた。そして、面接は2問質問しますので、10分以内に終わるとのこと。待っている間、会場内はシーンとして、異常なくらい緊張感が走っていたが、私はワクワク。どんな質問が来て、どれだけ話をふくらませて、自己アピールができるんだろうかと。
意外とみんなすんなり面接を終え、5分くらいの人もいたし、10分以内にみんな終わっていた。そして、とうとう私の番。確かに質問は2問だったが、私の独壇場であった。出てきたら、面接時間はとうに30分を越していた。そして私の後の人は、顔が真っ青になっていた。
30分話し続けたが、自己アピールだけではない。私は話の半分は笑いを取る。大阪人だから、きちんと笑いを取って、場を和らげて、面接官に飽きさせないつもりで話す。そして、後日採用通知が来た。結局辞めれず、行けなかったが、、、。
高校受験の際も、大学受験の際も、周りから『ヨシモト高校』 『ヨシモト大学』に行くの?って言われ続けていた。
M-1グランプリの予選の舞台では、こんな心臓が毛むくじゃらの私でも、絶対緊張するに決まっている。そして緊張の中、1度でも会場でウケたら、こんな幸せな一瞬はないだろうと想像したりする。
大学生の娘に、言ってみたが、やはり一蹴された、、、。一人じゃあ、立てないもんね。
2017年6月30日 miekotaro | 個別ページ