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ただ歩く

2016年3月28日(月) 早朝姪っ子が痛みと熱が出て体調が悪くなり、妹がタクシーを呼んで近くの病院に連れて行った。昨日深夜まで起きていた姪っ子は元気そうだったのに。私はそのまま会社に行き、途中、妹からメールが来て、点滴を打って熱や痛みはだいぶんおさまったらしいが、念のために血液検査を受けることになった。その結果が出るのがお昼頃という。

結局血液検査の結果が良くなく、緊急に地元に戻って地元の病院に検査を受けることになった。連れ合い(夫)が夜勤明けで、家にいるので、新幹線の駅まで送ってもらうことになった。私は何をしたらよいのかわからず、パニックであった。とりあえず、娘や連れ合いに連絡して、無事に新幹線に乗せることをお願いした。

今日は大学の卒業式で、研究室の追いコンがある。こんな気持ちで行けるのかどうかわからない。本来なら追いコン場所にバスで向かうのだが、私はただただ歩く。当然、時間は過ぎていた。どうしようか迷った。当然行く気が無かった。こんな状態でお祝いなんて当然ムリ。ただ、こんな状態で家に帰ることも恐かった。そしてちょっとだけ顔を出そうと思って、開催場所の居酒屋に到着すると、私が遅いので、いろいろ連絡してくれており、心配をかけていた。そして、当然私が参加するということで、中に引きこまれた。

追いコンに参加してよかった。卒業する学生たちとちゃんとお別れの挨拶ができたし、私はその間、気が休まった。いつものように学生たちを全員投げ倒して、みんなの笑いを取った。そして最後は握手して、終電があるので、みんなより早めに退席し、電車に乗った。

電車に乗った瞬間に妹からのメールがあった。すごく恐る恐る、そして意を決してメールを見たが、最悪な結果だった。姪っ子はそのまま入院してしまった。

御堂筋線の車内で、メールを読んで号泣する私に、周りの人たちは、何もなかったように、誰も注目しなかった。そんなことはどうでもよい。涙が出て来るから仕方ない。ドラマだけの世界だと思っていた。なんで姪っ子にこんなことになるなんて、可哀想で可哀想で可哀想で、人生十分に楽しんだ私なので、自分が代わってあげたいと何回何十回も思った。

そして家に帰っても、娘と泣いた。そして、しっかりしないといけないと息子に叱られた。

その日着ていたシビラの服です。カラフル変わった凝ったパッチワークニットセーターグリーン16枚はぎフレアースカートグリーンジャケット風ショートコートにコーディネートを追加しました。
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2017年2月26日 miekotaro |


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