もう、こりごり、、、。
11月10日(土) 初めて息子の野球の試合を見に行った。先日サドンデス(延長)で負けたのだが、勝敗と得失点差で、ギリギリ地区ブロック2位で勝ち進んだのである。それでも見に行くつもりは無かったが、試合会場が2週間後に走るマラソンコースの所にあり、下見にちょうど良いところであった。当日も躊躇したが、家から約9kmのところまで走って向かった。無論、ジョギングのスタイルである。
試合開始時間よりほんの少し遅れて到着したが、もう試合をやっていた。息子は背番号「8」で、守備はセンター、打順は7番で、一応スタメンだった。お母さんたちが10人ほど見に来ていた。離れて見ようかと思ったが、そういうわけにも行かず、汗まみれの状態で挨拶する。ここまで走ってきたというので、驚かれた。
対戦相手は強かった。実力は向こうが上で、野球をやる姿勢も声も一杯出していてたが、息子の中学は全然。負けるとわかっていたが、やっぱり応援した。
でも、見ながら、お腹が痛くなる。これは神経的なものだ。守備の時は、息子のセンターに飛ばないように必死に念じた。攻撃の際は、チャンスに息子がまわってこないように願った。チームプレイである『野球』というスポーツの恐ろしさを初めて知った。なんで、私は、息子にやらせてしまったんだろうか!?
エラーをしたり、チャンスに打てなかった息子さんのお母さんが、そのたびに「すみません。」と謝っていた。球が息子の方に飛ぶたびに、心臓が飛び出るくらいドキドキした。息子は3球飛んだが、運良くうまくキャッチできて、ほんまにホッとする。その瞬間本当に安堵で一杯だ。エラーして点数が入ったお母さんは申し訳無さそうにしていた。そんな気にしなくて良いことなんだけど。確かに自分の息子がやっていたら、ぞっとする。
そして3対1で負けていて、最後の攻撃。2アウトでランナーは2、3塁。次のバッターは息子!!!ではないか!心の中で必死にバッター交代と願う!ヒットを打てば同点になるかも知れず、普通はビッグチャンスに息子が回ってきたら嬉しいのだろうけど、そんなんムリムリ。バッター交代とひたすら念じる。そして、11番に交代。めちゃくちゃホッとする。本人は打ちたかったかもしれないが、私はものすごい責任重大な場面を見ることは出来ない。そして11番は初球でゴロを打ち、ゲームセット。負けました。でも、本当に息子が交代してくれて良かった、、、。肝っ玉小さい私がお恥ずかしい。
自分のことなら全然平気なんだけど、息子だったらこんなにドキドキなんて、、、。こんなに試合を見るのが、つらいことなんて、、、。これからは試合を見に行かない。もう、こりごりです。
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2013年7月 7日 miekotaro | 個別ページ