Casa de Sybilla シビラ大好きファンサイト:

ホーム > 日常 > 班長の仕事

班長の仕事

6月9日(土) 朝目覚めると、やはり二日酔いであった。まあ、昨日のことを考えると仕方ない、、、。息子を起こして、クラブに行かせ、さあ、2度寝しようと思った朝8時過ぎに、家のチャイムが鳴る。なんで、こんな朝早くに。見ると、隣のTおばちゃんであった。慌ててドアを開けたら、町会の同じ班のSおばちゃんが亡くなり、昨夜通夜があり、今日の昼前からお葬式とのこと。今、我が家は班長で、昨夜は班代表で出席しないといけないのに、不在だったので、Tおばちゃんが班代表で焼香したとのこと。今日のお葬式も班代表が焼香しないといけないが、出席できるかと言われる。私の二日酔いが一気に冷める。連れ合い(夫)は仕事で朝方帰ってきたばかりなので、超熟睡中。私が出ないといけない。

滅多に葬式なんて行かないから、数珠が見つからない。かろうじて子ども達がお寺の合宿に行ったことがあって、その際、数珠を貰ったものが出てくる。腕輪に出来るゴムでできた子ども用である。仕方ない。これで行こう。

葬式を行うお寺は、家のまん前。会場に入ると、すぐに町会長の呼び出し。昨夜、私が連絡がつかず、たいへんだった様子。Tおばちゃんが私の代わりにやってくれたとの事。いろいろお叱り頂きました。まさか、私がバーベキュー大会で遅くなる日に、子ども達が鍵を持っておらず、締め出しにあって、まさかその日に近所のおばちゃんが亡くなるなんて。子どもたちは通夜に出向く人々に見つからないように、車の無いガレージ内を自転車と傘で隠れていたのである。

そして班代表は、前列のお偉いさんのほうに連れて行かれる。みんな立派な数珠を持っており、お恥ずかしい限りで、必死で隠していた。そして3番目に連れ合いのフルネームで呼ばれて、お焼香。

Sおばちゃんは、4人のお子さんがいるが、旦那さんは、太平洋戦争で戦死したので、母子家庭で、立派に育てた。立派に成人したお孫さんに、そしてひ孫と、ものすごく大家族だ。親族の席がぎゅーぎゅーで足りない状況で、ひ孫の子ども達の元気な声と泣き声が、お坊さんと読経と重なる。Sおばちゃんは大往生だった。最後の10年ほどは、次男さん家の近くの施設に入居していた。わが子ども達も結婚して子供を産んで、こんな大家族になるんだろうか。2人とも結婚はゼッタイやらないとなぜか宣言してしまっている。

葬式に来て良かったのは、この大家族が見れたことと、我が家の全景がちゃんと見えたことであった。家の前の道路は2m強しかないので、全貌が見えないのである。カメラを持っていたら、撮りたかったけど、不謹慎だからムリなんだけど。

家に帰るとお昼過ぎ。疲れきってしまいました。さあ、ビールタイムだ。

その日着ていたシビラのワンピースセットです。葬式はいつもこれを着用します。

blackonepset.JPG

2013年1月16日 miekotaro |


新着情報

カテゴリ

アーカイブ