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「許す」ということ

8月26日(木) 人を許すということは、すごく難しいことだと思う。肉親に対してなら、なおさら特に難しい。今日報道ステーションを見ながら、そう思った。大阪のあいりん地区に住む70歳を過ぎた男性は、シジミを川で取っては売って生計を得ている。しかし、とうとう足が悪くなり、シジミ売りも出来なくなりつつある。その男性には唯一の肉親である1人娘がいる。しかし、若い頃に結婚し娘が生まれたが、その娘はまだ小さいときに家出をした。40年も前になる。結局何もうまく行かず、流れ流れてあいりん地区住んでいる。娘とは10年以上会っていない。

その男性が、娘に今までのお詫びの手紙を書いた。その手紙をスタッフが持っていき、数日後、娘の返事を言いに、男性のところにやってきた。スタッフは、娘さんが手紙を読んだあと、「父がしたことは一生許しません。ただ、足が悪くなって生活できなくなったら、私が引き取って面倒をみます。そう言って下さい。」

もし、私が娘さんの立場ならそう言えるのだろうか?娘さんは父親がいなかった為に、たいへん苦労したはずです。うらみつらみを何度も何度も吐いていた事でしょう。なので、父親は一生許さない。でも面倒をみる。それを言える娘さんは並大抵ではないし、今までどういう人生を歩んできたのかと、ふっと思ってしまいました。その娘さんのメッセージを聞いた男性はもちろん泣き崩れておりました。

その日着ていたシビラの服です。コットン系素材可愛い花模様入りセーター桃色系総レースカット花びらっぽいスカートにコーディネートを追加しました。 20100826.JPG

2010年11月 3日 miekotaro |


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