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秋葉原の公判を聞いて

7月27日(火) 秋葉原無差別殺傷事件の公判を聞いてすごくズキンときた。今回の反抗に母親の影響があったことが被告人が供述していた。「九九ができないと、風呂に沈められた」「食べるのが遅いので、床やチラシの上のご飯を食べるように言われ、必死で食べた」「おねしょをするので、小学校の高学年まで布オムツを履かされて、それを自分で洗濯させられ、周りのさらし者になった」「家族の団欒がなく、無理やりカードゲームに参加させられた」「パソコンを買ってもらわされた」「中耳炎で痛かったのに、痛いフリをしていると言われた」「私が泣くたびに母親がスタンプカード(スタンプが10個たまると罰を与えられる)をつくりました」「口にタオルを詰められてその上からガムテープを張られた」「屋根裏部屋に閉じ込められた」「マンガが禁止されていた」「絵がコンクールに入賞したり、詩や作文が評価されたが、それは母親がやっていた」「夏休みに家族旅行に出掛けたが、母が全部決めて連れて行かれました」「進路希望は母親が勝手に決めた」などなど。

大なり小なり、私も子供たちに同じことをしているかもしれない。子どもに対して、自分でコントロールできなくなる事が多々ある。それに子どもの為に良かれと思っていることも、本当に子どもにとって嬉しいことなのか、良いことなのか、本当はイヤなのではないのか?

娘が塾から帰ってきて、さっそく聞いた。「本当は年末にカンクン旅行に行きたくないのとちゃう。お母さんがカンクンが好きやからいつも勝手に決めてるけど、キャンセルしてもいいんやで。クラブも休まないといけなくなるし、それでせっかくレギュラーのポジションになったのに、ダメになるかもしれないやん。だからあんたがしたいようにしてよいから。。。」

すると、娘は「私はカンクンに行きたいから行く。今しか行けないと思うし、確かに練習を長く休むからレギュラー外されるかもしれないけど、その時レギュラーになってない仲間が私の変わりにレギュラーになって試合に出れるんやったら、試合に出れてない仲間がいるので、それはそれで良いとおもうよ。私はまたそこからレギュラー狙うし。」

その言葉を聞いて、すごく嬉しかった。無理やり行かせてしまっていたのではないという事が判明したのは安心したが、それでレギュラー外されてもポジティブに考えている娘にビックリしたのだ。いつもネガティブだと娘に注意する私だが、私の方こそネガティブかもしれないな。

年末年始は旅行を楽しみましょう!

その日着ていたシビラのワンピースです。肌色系総レースカットワンピースコットン系素材可愛い花模様入りアンサンブルセーターにコーディネートを追加しました。 20100727.JPG

2010年8月30日 miekotaro |


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