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がんばってもしかたない

3月8日(月) 先週始めの3日間に娘は学年末のテストであった。今回は本人にまったく言わず、自分の意思でやるように、いわゆるほっておいた。なので、連れ合い(夫)は、まったく娘に勉強しろとは言わなかったし、私は昨年12月の2学期末の懇談会の時、担任の先生の前で、「部屋を片付ける事」「得意科目(理科)を頑張る事」を娘にお願いしていた。

娘の部屋の汚さは、どう考えても勉強できる環境ではなかった。そして、何事に対しても、自信が無く、後ろ向きの娘が、1つでも得意科目があれば、それが自信に繋がっていくと思い、なので、その2項目をお願いした。娘の成績はどんどん下がる一方であった。もし、それが出来なかったら、小学4年生から自分の希望で通っている塾を辞めてもらうと。

そうして、今日になっても、娘はテストの結果を言わなかった。なので、確認すると、予想通り、成績がダウンしていた。それも得意科目の数学と理科が著しく下がっていた。そして苦手な英語は、どん底であった。

もちろん、私と約束して、何度もそれを言ってきた「部屋を片付ける事」「得意科目(理科)を頑張る事」はもちろん出来ていなかった。約束どおり、塾を辞めてもらうことを告げると、うつむいて何も言わない。本人は辞めたくないのだ。友達と会うために遊びに行っているだけで、小学4年生から投資して、ドブにお金を捨てている感じである。何で、続けたいの?って聞くと、「だって、良い高校にいけなくて、大学に行かなかったら、貧乏になるのはイヤだから。。。」とぼそぼそ答える。「はっ???」

「今回は自分なりにいつもより勉強がんばったもん。」「はっ???」どう考えても勉強なんかしていなかった。塾での勉強と学校からの宿題だけかろうじてしていたくらいで、それも辞書を使わずにパソコンで検索したり、音楽を聴いて口ずさんで(まあ、私もそのやり方をしていたので否定しません。)やっていた。

「あれで、本当に頑張ったんか。塾を辞めたくないって、必死に勉強したんか。」「・・・・。」娘黙って、いつもこういう時ぼそぼそ話して聞き取れないが、もっと聞き取れない声で、何か言う事無いの?っと必死に聞く両親の前で、

要約すると、「勉強頑張っても、点数が上がるわけでもない。がんばってもしかたない。それだったら、やらない方がよい。」みたいな発言をした。

それから、連れ合いが娘と深夜近くまで話し合いをした。一時、連れ合いは激昂したが、何とか落ち着いて、娘にいろいろ約束をさせた。部屋を片付ける事。靴を揃えること。体操服を着替える事。制服をハンガーに掛ける事。弁当箱や食べたあとの食器を水桶につけとくこと。

そんな当たり前のことがまったく出来ない娘。これは親の責任だ。まだ間に合う。なんとか娘の根本的なことを正さないといけない。それが出来るようになったら、自然に勉強も、いろんなことにも向上すると思う。

私もちゃんと部屋がきれいなままで、がんばろう。

その日着ていたシビラの服です。赤と黒の花モチーフカーディガン金ラメ入り黒ニットワンピースグレー長袖シンプルタートルネックにコーディネートを追加しました。

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2010年3月26日 miekotaro |


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