17年半
10月30日(金) M教授の秘書さんとメールでやり取りしていたら、秘書のSさんが本日付けで退職することがわかり、ビックリ。そして夕方に挨拶に伺った。お父さんが脳溢血で倒れ、そしてその看護をしていたお母さんが倒れたため、自分が介護をしないといけなくなり、辞める事になったということだ。またもや介護か。。。どこも親が年老いてくると必ず問題になってくる介護。本当にたいへんだ。
Sさんは、秘書として17年半も勤務していたのだ。それまでは、専業主婦だったが、知人の紹介でS教授、M教授の秘書をずっとやってきて、その間にお子さん3人とも巣立っていった。6年半前にここにやってきた私は、書類のほとんどが手書きというところを、すべてデータ化し、「お疲れ様です。」「いつもお世話になっております。」とか、会社では当たり前の挨拶を、この研究室に徹底させるようにした。
Sさんから、「あなたのおかげで、パソコンが全く出来なかったのが、できるようになったし、研究室に会社風を取り入れて、いろいろマナーも学んだし、本当にありがとう。」
お会いした時は、Sさんは50代の初めで、思いっきり戸惑ったことだろう。強引しすぎたかな(手書きがイヤだったので)って思ったりしていたが、そう言ってくれて嬉しかった。
Sさん親御さんの介護たいへんですが、利用できるものは利用して、あまり負担しないように。そして、17年半の長い間、お疲れ様でした。
その日着ていたシビラの服です。長袖タートルネック黒と豪華花柄プリント刺繍入りスカートにコーディネートを追加しました。
2009年12月10日 miekotaro | 個別ページ