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母の付き添い

9月11日(金) 今日は母親の病院の付き添い日。いつも午後から半休だが、郵便の案内で母親の養老保険2件、5年前に満期になっているのを知り、その手続きもしにいかないといけないので、1日休みにした。

母親を連れて、日本郵便の本局に伺い、その旨を伝えると、その手続きの書類を渡され、母親に書かせようとした。母親は自分の字がものすごいトラウマらしく極端に嫌い、私は小さいころから、母親は書かず、いろんな書類を私に書かせていた。なので、いつものように娘である私が書こうとすると、日本郵便の方に本人が書いてもらわないと困るという。私が書くには委任状が必要だという。そこで、私はとっさに母親は認知症だから書くのは無理だと言ってしまう。それを聞いて、戸惑う日本郵便の方。

えっ、認知症なんですか?そんな風にまったく見えませんがね。なので、それで私が書類を作成できると思ったが、日本郵便の方は、認知症=(イコール)自分で判断できない。ということなので、今、委任状を書いてもらって私が書こうとしても、その判断は認知症なので、できないと言い出す。えっ!書けないの!?わざわざそのために1日有給をとったのに。。。認知症でもちゃんと自分の考えもあるし、判断もできる。しかし別のことをしたとたん、それをすぐに忘れることだけなので、母親はちゃんと判断できるのに。。。そこで、それは困ると話をすると、こういう場合の想定マニュアルが無いらしく(無いのは当たり前だろ)、どこかへ電話をかけ、どうしたら良いのかとどこかと電話で話をする。しかし、マニュアル外の話なので、電話がなかなか終わらず、またどこかに電話が回されているみたいで、ずっと待たされる。。。このままだったら、病院の予約時間も来てしまう。

「わかりました。お母さん、お母さんがこの書類に名前を書いてもらわないと、せっかく入っていた養老保険がパーになって、いっこもお金が入ってこないねん。それはもったいないやろ。だから、お母さん。自分の名前を書いてくれへん。」

小さい時に両親を亡くし、ものすごく苦労をした母親は、お金にものすごく困ったので、お金トラウマがあり、私の提案に、あんなに書くのが嫌なのに、しぶしぶ了承してくれた。目の前では、まだ電話機を受話器を耳にあてがったまま、誰と話をしているのか。また解決策が出てこなくて困っている最中であった。お母さんは書類に手を伸ばし、字を書こうとした瞬間、

「イタッ!」とお母さんの悲鳴。

お母さんは先日、気分がマイナス局面のときに、入所しているグループホームを脱走しようとして、1Fの自分の部屋の窓から飛び降りたが、エアコンの室外機で、こけてしまい、右手首を強打し、右手の親指の付け根を骨折していたのであった。

そして、まだ完治していない(だいぶん時間はかかるみたいである。)ので、書類を書こうとしたら、骨折しているので、痛くて書けなかったのである。

それを完全に見ていた日本郵便の方は、認知症ではなく、右手親指骨折という理由で、日本郵便の方が母親の代理で、書類に名前などを記載してくれて、無事に養老保険の解約に成功した。完全に認知症という理由を打ち消し、親指骨折だけの理由に変更されてしまった。

お金は無事母親に入ったが、でも、ものすごく納得がいかない。。。

その日着ていたシビラの服です。下はジーンズを合わせました。彩り柄緑サマーセーターグリーン系マルチカラーグラデーション春ショールにコーディネートを追加しました。 20090911.JPG

2009年11月11日 miekotaro |


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