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今までで一番の大騒動

9月3日(木) 朝4時ごろ目覚ましのベルが鳴った。誰やろう!?間違って鳴らした奴は。。。っと思いながらまた寝て、いつもより30分早く6時すぎに起きた。今日は娘が早く家を出るからである。そして下に降りると、すると、娘が血相抱えて必死でこたつテーブルで何かをしている。見てみると、昨日に紛失して再度もらった数学の夏休みのプリントだった。。。先生に今日提出しろと言われたが、まったくやっていなかった。プリントの枚数(20枚近く)を見てみると、どうやっても今の時間からでは無理。娘は4時に起きようとしたが、起きれず6時にさっき起きたばかりであった。お母さんが昨日、早く寝ろと言ったから!っと私のせいにする。なんで私のせいなの!?今日はプール大会で体育委員の娘は準備で早く家を出ないといけないと言ってたから、大会に備えて早く寝なさいと言ったまでで、数学の夏休みのプリントをしないといけないと聞いたら、徹夜させてでもやらせたのに。。。

「数学の先生に正直に謝って、月曜日に提出するようにお願いしたら?」

「そんなん無理!これ間に合わなかったら、数学の内申が悪くなって、どこの高校にも入られへん!」

「中学1年で内申なんか影響受けへんって。中学3年の話やから、そんなん気にしなくていいんとちゃうの?」

「いいや、1年の成績が響くんや。もうどこも高校行かれへん。。。」

連れ合い(夫)に相談したが、放っておけというのみ。そしてお弁当を持って7時前に会社に向かった。

娘は慌てて夏休みの宿題をしているがいっこうに進まず、イライラ。でも、結局は答えを丸写ししていた。なんじゃそれ!?私は途中で止めて、制服に着替えることと、朝食を食べるように言ったが、全然応じない。。。そこで、ごはんをおにぎりにして、おかずも食べやすいようにつまようじで刺して食べれるようにした。なんで私が娘のためにそこまでしないといけないのか???ってものすごく思いながら。

とうとう家を出る朝7時半になった。娘に行くように催促したが、まったく宿題が終わる気配がない。娘に8時に集合といわれ、ここから10分なので、もう少しやらせることにした。そして娘が悪い時は、反して息子は超めちゃくちゃよい子ぶりを発揮する。なんつう男なんだろうかっ。。。

とうとう8時15分前。娘を行くように強く言うが、数学できるまではいや!っと言い張る。どっちが大事なことなの?みんなの代表として体育委員として大会の準備に行くことと、数学のプリントをやるという個人ごとと、どっちが大事なのは明白。連れ合いに電話で相談したが、勝手にしろと電話を切られた。

娘の学校用バッグに水着一式、お弁当、体操服、バトミントン、そして数学のプリント一式などを私がすべて入れ込んで、娘を無理やり、引きづり出して外に追い出した。娘は靴も履かずにガレージの中に逃げ込み、中学校に行くように引っ張るが、娘は泣きながらしゃがみこんで抵抗する。私はシビラのナイティの姿のまま、家の前を人が通って行くのに、二人で格闘していた。お恥ずかしい。。。なんで、親がそこまで娘に干渉しなくてはいけないのか!?とうとう8時を過ぎてしまった。。。水泳大会の準備の集合時間が過ぎてしまったのだ。これはまずい。

家にいったん入って、絶対やりたくない方法だが、最後の手段ということで、携帯電話を取り出し、電話番号を入力したまま、娘のもとに戻った。娘はガレージの中で泣きながらうずくまっていた。そして、娘に中学校に行かないなら、あんたの担任に電話すると宣言。本当は親が解決しないといけないことなのに、担任に助けてもらうなんて、本当はしたくなかったが、とても頑固な娘に対して、そして頭で考える余裕が無くなっている自分にはそれしかどうしても浮かばなかったのだ。

娘は「電話したら、学校を辞めるから!」っと必死で電話をかけることをやめさせようとした。でも、8時10分を過ぎてしまい、もう後がない。とうとう電話をしてしまい、しばらくしてから担任が出てきて、今の状況をお話した。

担任は、「わかりました。では、今からすぐにそちらまで迎えに参ります。数学の宿題は個人的なことですが、体育委員としてクラスの代表で今日はいろいろやってもらわないといけない義務があるのに、それを放棄することは絶対できません。」と毅然とした言葉で話された。

私は今から絶対行かせますので、迎えに来なくてもよいことと、少し嫌がったけど、娘に電話を代わり、少し担任と娘が話をした。どんな話をしていたのか分からないが、娘はうつむいたまま、か細い声で何度も「はい」と答えるのみであった。そして、靴を半分履いて靴の後ろを踏みながら、バッグを背負って、うっすら泣きながら、うつむいたまま、とぽとぽと歩いて、8時15分過ぎにやっと中学校に向った。

家の中に入ると、やっぱり心配で連れ合いから電話がかかった。そして担任に電話したことを告げた。私は慌てて用意して、仕事にむかった。ギリギリ就業時間に間に合った。

仕事をしながら、娘はあれからどうなったのか、気になって仕方がなかった。そして今日のことをちゃんと深く考えてもらいたいと強く思った。夜仕事帰りに自宅に電話すると、娘が電話に出てきた。お米3合を炊いてほしいことを告げると、わかったというのみで、何も言わない。そこで「今日はどうやった?」っと聞くと、「普通」と答えた。『普通!!!』って何???

自宅に帰ってから、今日の出来事を聞いた。学校に着くと、担任に促され、体育委員のメンバー全員に、謝ったこと。そして競技がすべて順調に行われたこと。放課後クラブの練習は後からにして、数学の宿題をさせてもらったこと。(担任はクラブの顧問でもある。)数学の先生にできたプリントを提出したこと。それから遅れてクラブの練習に参加したこと。以上であった。

まったく娘はケロッとしていて、今日自分がやった行いを完全に忘れている雰囲気で、怒り、悲しみなんていうより、唖然とした。。。それから、もちろん、連れ合いを中心に、夜遅くまで説教が続いたのは言うまでもない。

数学の宿題と、体育委員の勤め。どっちが大事なのか、よくわかったか!

うーん。。。なんでこんなに娘に振り回されるんやろう。。。自分が情けない。もう干渉したくないです。

その日慌てて着替えたシビラのワンピースです。リーフ柄刺繍くり抜き薄紺系ワンピースかぎ針編みカラフルパッチワークショートボレロ(キャンディ)にコーディネートを追加しました。

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2009年11月 7日 miekotaro |


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