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おしりパッド

4月21日(火) 今日は午前中は母親の薬を貰いに行ってきた。母親の通院は、12週おきだが、薬は4週おきにもらいに行かないといけないので、仕事をしている身としては、たいへんである。まず、母親の住むグループホームへまず健康保険証をもらいに行ってきた。仕事に出掛ける服を着ようかと思ったが、自転車に乗るので、ジーンズにトレーナーに日焼け対策に帽子を深くかぶったスタイルであった。朝早く受け取りに行くので、前日に念のためにそのことを伝えたが、了承いただいた。

中に入っていくと、朝の慌ただしい感じで、スタッフの方が出てきたので、「健康保険証をもらいに、、、」と言いかけたところで、無愛想に挨拶もなく、2階に行ってと言われた。何で2階なんだろうて思っていたら、(ここのグループホームは、1階、2階があり、居住が別なのである。母親は1階で事務室はいつも1階が担当である。)2階の事務室に聞くと、スタッフの方がきょとんとされたいた。それも最悪で、若いスタッフで、言葉がいつもきつくて、一番嫌な相手だった。「健康保険証のことは何も聞いてません。なんで1階はそう言ったんですか?」っと言われても、上にと言われたのだから、仕方ない。そこで再度下に降りていくと、どうやら私を今日から新しく来るスタッフ(ヘルパー)と間違ったようである。でも、そんな案内をしたスタッフはあら!って笑うだけで、私に謝りもしないので、めちゃムカついた!!!

ちょうど朝食の時間だったが、母は顔色が悪く、食欲がなかった。どうもここ何日間は熱が出て、寝込んでいたのであった。母親の部屋に、太ったので真新しい春・夏服を置きに行くと、部屋に「おしりパッド」のパックが置いてあった。ショックだった。

グループホームから病院へ向かう途中、頭の中で、お母さんをグループホームに預けて本当に良かったのか?と、やっぱり自分が見なくてはならなかったのでは?と、ぐるぐる頭をかけめぐった。仕事を続けたいために、遊びや旅行に行きたいために、母親を犠牲にしたのではないのかって。「おしりパッド」を見て、あんなに体は元気なのに、老化していくことが見せつけられた気がして、ショックでショックでたまらなかった。

グループホームに預けて1年半弱。化粧をしなくなったので、顔はますます老けたように見えるし、一日何十回も10分強の距離を私の家と母親の家を往復していたので、足腰はしっかりしていて、走ったりもしていたのに、急激に足腰が弱くなって、歩く速度は遅く、ちょっと歩いただけでも疲れるようになった。私が見たほうが、母親は元気だったのかもしれない。それに朝、常識がないあんな対応のするスタッフなので、ますます預けなかった方が良かったって思いこんでしまった。

いろいろ考えては、考えないようにしようと思い、またふと、考えたりしながら、病院から薬の処方箋を頂いて、グループホームに戻った。出てきてくれたスタッフは、正規社員の方なので、すごく感じの良かった人であった。母親は朝より元気な様子。他の入居者といろいろ話をしていた。そのスタッフに「おしりパッド」のことを思いきって聞いてみた。そうしたら、熱が39℃まで上がった時があり、その時はさすがに自分で起きれないみたいだったので、夜に一度おしりパッドをつけて寝かせていた。ちょうどここにおしりパッドの余りがあったので、それを使わせてもらった。その一度だけで、あとはずっとパンツをはいて、自分でトイレに行っております。っということであった。それを聞いて、すごくホッとした。

よく考えれば、ここに入居してから、死にたいとか、お金がないとか、泣いたり、叫んだりすることは、すごく少なくなった。ごはんもあるんで、前は御飯がなくなったらたいへんと全部食べずに残してすごく痩せてしまい、残したそのごはんを至る所に隠してそれが腐って異臭を放っていたが、ごはんも全部平らげて、そういう心配もなくなった。入居者といろいろ会話するので、前は認知症なので、同じことばかり言うので、近所の人に嫌がられたけど、それもなくなった。そういう心配がなくなったので、母親の顔が穏やかになって、よく笑うようになった。グループホームに入って、母親の今までの不安や恐怖が少しは和らいできている。認知症のテストも悪くなく、前回より1点あがったくらいだ。家の状況も考えてみると、グループホームに預けるのがやっぱりベストな選択であると改めて感じた。

午後から出勤して、夜は、HちゃんとAちゃんの誕生祝い。(その前にシビラへお取り置きを取りに行ってきました。)今日はHちゃんの誕生日である。Aちゃんは1週間前に誕生日であった。リクエストで串カツってことだったので、串楽膳 串王に行ってきました。いつもの通りワイワイガヤガヤだけど、話題の中心はAちゃんの将来について。子供は4人産みたいAちゃんだけど、結婚したい男性像はなかなか難しい。4人産むには、難しい年齢になってきていて、今早く結婚しなくてはって感じだが、まあ、このままの状況だと負け犬街道まっしぐらって感じ。それを危惧するHちゃんが、Aちゃんがコンパしても一回で相手をダメと決めつけるので、その相手と4,5回は会うことや、子供持つことの有難さやいろいろこんこんと説得するが、ダメって感じやね。もう、Aちゃん独身でいいやん。その選択も幸せやと思う。人にとやかく言われるのではなく、自分で決めて、後悔しないように。

その日着ていたシビラのワンピースです。 20090421.JPG 20090421_2.JPG

2009年5月24日 miekotaro |


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