Casa de Sybilla シビラ大好きファンサイト:

ホーム > 日常 > 理系面接

理系面接

4月6日(月) 今日は研究職の面接。3月に博士号を取得した方で、一児のママさんでもある。ダンナさんも現在、医学系の博士を取得するため、会社が入っている大学の学生さんでいわゆるD4さんである。D4とは、博士後期課程の4年生という意味で、博士を取得するための4年生。普通は3年生(これをD3)までだが、医学系は4年生だとのこと。ちなみに大学院(修士)は、M1、M2と言って、博士前期課程の1年生、2年生の意味です。修士課程と言わず、博士前期課程と言います。大学関係に来なくては、絶対知らない用語であるとつくづく思う。

何で博士を取ったの?という質問に、姉妹全員(4人)が博士を取ったので、自然な流れだったという。すごい家柄かも。博士論文の内容の説明を聞いたが、ちんぷんかんぷん!?他の面接担当の上司も、研究リーダーもふむふむと聞いている。よくわかるな~っ。私が勤務する会社は研究系の会社なので、事務以外は、全員研究者で理系出身。それも社員のほとんどが女性なので、理系を選択するなんてえらい!って思ってしまう。

私が大学の志望を決める時、理系を選ぶ女性が少なく、ほとんどの女性が短大を目指し、文系も、経済、経営、法学関係にほとんど行かず、文学部、外国語関係ばかりで、当然の流れで、私は4年生の文学部の日本史を選んだ。4年生の女子の就職は難しいよと織り込み済みで。ただ単に4年間遊びたかった。

私のクラスは半分くらい男性であったが、経済学部に聞くと、クラスで女性は2人と聞いた。8年前、仕事で、ある兵庫の大学にベンチャービジネスの講義の手伝いに行ったのだが、そこは商学部であったが、女性が半分近くいて、驚いた。今はそういう時代だ。

私の頃は、短大に行って良い所に就職して、2、3年働いて、社内結婚を目指すのが、基本だった。そういう風になった友達は実に多い。今は、結婚しても仕事を続けるのが普通になったし、短大にほとんど行かなくなったし、4年生が当たり前になった。

私の頃の短卒は簡単に仕事が決まったが、4卒はなかなか決まらなく苦労していた友達を多く見た。私は緊張しない性格で、しゃべくりが大得意なの面接なので、総合職は難なく決まりました。その当時は一般職と総合職に女子は分かれていて、男性を踏みつぶしたいって願望だらけの私はもちろん総合職狙い。今思えば、男子は学閥があって大学名で面接できる会社は決まっていましたが、逆に女子はそういう規制がなく、だいたいどこでも受けれたので、ラッキーだったかも。

でも、大学は1、2回生の一般教養さえ単位を取っておけば、3、4回生はゼミくらいなので、ほとんど大学に行かず、学費をどぶに捨てていた感じであった。(お母さん、お父さん、申し訳ないです。。。)もし、やり直せることができるなら、高校3年に戻って、経営・商学部を目指したいと思ってしまう。それだったら、今その勉強がいろいろと役に立つしね。そして、子供達には手に職をつけてもらいたいので、理系に行って欲しい。でも、今の理系は修士を取るのが、当たり前になっているので、ということは、大学6年間になるので、ストレートでいっても24歳で卒業。うわっ金かかる!!!

面接して、しばらく経った夕方頃、娘から公衆電話で電話がかかる。無事に家に帰ったけど、鍵を持っていくのを忘れたので、家に入れない。あちゃ~。。。やっぱり忘れ物が多い子供達。定時で終わって急いで家に帰りました。子供達の旅行はすごくすごく楽しかったようで、ほっ。

面接で着ていたシビラの服です。こげ茶段々ティアード風スカートにコーディネートを追加しました。 20090406.JPG

2009年5月10日 miekotaro |


新着情報

カテゴリ

アーカイブ