娘と「ベニスに死す」を見る
2019年9月29日(日) 今日は午前十時からの映画祭で、私の大好きな「ベニスに死す」を見に行くのだ!遠い学生の頃、ビョルン・アンドレセン演じる絶世の美少年タジオに心奪われて、何度もこの映画を見ているのだ。久々に映画館でのタジオとの再会だ。映画の内容は、年を取るたびに、映画の耽美性、時代背景、主人公の芸術への葛藤、美への探求、そして、タジオへの恋・愛、主人公の老いと死を、深く理解するようになり、見るたびに発見がある。
今日見に行くことをチラッと娘に話したら、娘が見に行きたいと珍しく言ったのだった。そう、私のノートパソコンの壁紙が長らく「タジオ」だったので、娘はその美少年に興味を持っていたのだった。驚いたよ。
っで、上映が始まるやいなや、娘は、、、予想していたが、小さいいびきをかいて、寝てしまうのだった。咄嗟に起こしたが、娘が寝たないかと何度も気になって、映画に集中できないよ!!!ルキノ・ヴィスコンティ監督作は無理だと思ったが、やっぱりだ。映画は淡々としていて、ハリウッド映画と真逆だもんね。
娘は、やっとタジオが出まくりだしたら、なんとか起きてくれたみたい。
まあ、そんな中みたが、やっぱりタジオは最高!あ~こんな美少年なんて、もう出てこないよな~。そして、そのタジオを見つめ続けるダーク・ボガード演じる主人公アシェンバッハの表情が素晴らしい。たとえて言うなら、おっさんずラブの吉田鋼太郎さんかな。
上映後、娘と会津屋で、たこ焼きの三色盛りを食べながら、思いっきり、娘に嫌味を言い続けましたよ。
それから娘はアルバイトに行き、私はデパートで化粧品を購入し、買い過ぎたかな?でも、来月から10%の消費税だもん。生活必需品だよ。
帰ってから、頑張ってシビラのワンピースをヤフオクに出品しました。
2021年6月14日 miekotaro | 個別ページ