7年ぶりに
2019年8月21日（水） 連れ合い（夫）が早朝に帰ってきた。本当は夜中に帰ってくる予定だったが、夜中2時まで仕事だったとのこと。やはりブラック企業だな。晩御飯作って待ってたよ。
連れ合いの帰宅で、朝早く起こされたので、早起きは三文の徳ということで、何かしようかと、4日ぶりに洗濯をしたが、娘の下着が1枚も入ってなかったよ？何で？
私は仕事だが、連れ合いと娘は実家に行き、義母のグループホームに娘も行ったみたいだ。おばあちゃんとは7年ぶりの再会。会ったと聞いて、私はものすごく驚いた。娘はものすごく勇気がいることだったと思う。
もうあれから7年なのだ。中学生だった娘は、義母に泥棒扱いされたのだ。
あんなに優しくて、控えめで、いつも気を掛けてくれて、私の事を一番に考えてくれたお義母さん。本当に良いお義母さんだった。
でも、認知症であそこまで真逆になるなんて。
娘にモノを盗まれたと何度も連絡してきた。でも、実家まで交通機関を使っても1時間もかかるし、当時お小遣いも乏しい娘が行けるはずもないし、娘が興味もない宝石や化粧品などを盗むはずがない。朝に電話がかかってきて、さっき来て、盗まれたと言った。そんなん、電車も走ってない時間に、どうやって行けるの？それを聞いて、慌てて娘の部屋に行くと、娘はいつも通り、スヤスヤ寝ていた。
何度も義父にお義母さんは、認知症だと言っても、信じてもらえず、娘に疑いがもたれたのだ。疑われ、信じてもらえない中学生の娘はものすごく傷ついた。そして、おばあちゃんにもう会いたくないと。
ある夜に、電話をかけてきて、また娘の盗みを主張するお義母さんに、とうとう、強い口調で、感情的に言ってしまった。認知症なので、仕方ないとずっと思っていたのだが、あまりにも我が娘に対して言われてしまったので、つい、爆発してしまったのだ。それ以来、私もお義母さんに会ってない。
グループホームで会ったお義母さんは、すごく穏やかで、ニコニコしてたそうです。
私も、もうそろそろ会って良いかな。
認知症は本当に恐ろしい。人の性格まで変えてしまうのだ。私の母親も。
絶対、私は認知症になりたくない。
2021年4月26日 miekotaro | 個別ページ